ブリッジ・ベースOluoluは、様々な理由で教室に入れない生徒が、安心して過ごすことができる教室以外の居場所です。
一人一人に応じたケアや学習環境の中で、心身の安全を図り、自立心を育て、社会との関わりや集団生活への適応を図りながら、社会的自立や学校生活への復帰を目指します。
個別支援
定期的に行われる1on1での面接や、個に応じた学習面・生活面のサポートを先生方や本人・保護者と相談しながら行います。
居場所支援
落ち着いた空間の中で、自分に合ったペースで学習・生活できる環境を整えています。
集団支援
少人数から集団への適応を支援します。体験活動やコミュニケーション活動を通じて、他者との関係性を保ち、自己の確立を目指します。
Oluoluでは体験活動を充実させ、その活動を通して生徒一人一人の自立心を育て、社会との関わりや集団生活への適応を図りながら、社会的自立や学校生活への復帰を目指していくため、月1回程度のペースで校外学習を企画しております。
参加については強制ではありません。校外学習だけ参加することも可能です。
≪これまでのOluolu校外学習の実績≫
地質標本館、防災科学研究所、小田城跡歴史ひろば案内所、筑波山神社
筑波山トレッキング、戸田建設㈱筑波技術研究所、筑波材木店、牛久運動公園
大洗水族館など
東日本大震災で津波によって流れ着いた『ど根性ひまわり』を育て、次世代へと繋いでいくプロジェクトです。育てたひまわりから種を採種し、桐創祭にて配布しています。
ど根性ひまわりとは?
東日本大震災により大きな被害を受けた石巻市に「がんばろう!石巻」と書かれた看板が立てれました。「津波に負けたくない。地域の人を励ましたい」という思いで、流れてきた木材で作られた看板はやがて復興のシンボルとなり、多くの人を励まし続けました。
同年の夏、震災の津波により流れ着いた一粒のひまわりの種が、「がんばろう!石巻」の看板もとで芽を出し花を咲かせます。津波にも塩害にも負けずに咲き、たくましく生きるひまわりは「ど根性ひまわり」と呼ばれるようになります。
ど根性ひまわりから採れた150個の種は2世3世と生命を繋ぎながら、毎年春に「がんばろう石巻の会」より無料で配布され、全国各地そして海外でもたくさんの方に育てられています。
『このど根性ひまわりが次の世代につながり、50世、100世になったとき、このひまわりを育てた未来の子供たちが東日本大震災のこと、自然災害のことを話すきっかけとなり、今後くるであろう大規模な自然災害への警鐘となれば幸いです。』
ー頑張ろう石巻会よりー